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これまでにSD JUNKSTAが発表した作品は、コンピを除けばCDRが大半を占めていたが、カラーコピーのチープなパッケージと反比例するような内容の良さに加え、毎回SDPのグラフィティ・ライター達が手がける良質なアートワークも含めて、SD JUNKSTAはあっという間に熱心なHIPHOPファンや全国のHOODから絶大な支持を集めることになる。相模川沿いの錆びた街に生息するSDPが発信するメッセージや作品の数々は、ローカルに根ざした日本ならではの“リアルHIPHOP”を体現するムーブメントとして、停滞気味だった日本のHIPHOPシーンに大きな衝撃を与えた。2007年6月にリリースされた過去音源のBEST盤的なMIX CD「LOST SHIT」がリリース後に即完売、その勢いをそのままに終戦記念日の8月15日にはNORIKIYOが「EXIT」、TKCが「百姓一揆」という2枚のソロアルバムを同時リリースした。同作は「THE SOURCE JAPAN AWARD2007」にて名だたるビッグネームのアルバムを押さえて見事3位に選出、他にも数々のアワードでBESTアルバムに選ばれるなど、新世代が台頭した2007年を代表するアルバムとして、方々で高い評価を得るに至る。そして20008年2月28日(SDPの日)には、SDPの至宝BRON-K待望の1stソロアルバム「奇妙頂来相模富士」が発売された。発売前から既にクラシックとの呼び声も高かったこの1stアルバムで、稀代のリリシストBRON-Kはその実力をシーンに知らしめた。一見スタイルも内容も全く違うこれらのアルバムが表現しているものが結局のところ一緒のことであるというのは、SDPが掛け値なしに素晴らしいクルーだということの証明だ。
21世紀型の”リアルHIPHOP”を体現し発信する新しいアイコンとして、SDPが持つ影響力と各々の高いスキルは既にアンダーグラウンドの帝王と言っても過言ではないだろう。国道の防音壁を埋め尽くす膨大な量のタグやスローアップの数々、高架下や川沿いの橋げたに描かれた目を見張るようなマスターピース。隣接する米軍キャンプと調整地区のジャンクなゴミの山と団地に囲まれた川沿いの街から生み出されるピュアな芸術が日本のヒップホップシーンの歴史を塗り替えるのは時間の問題だ。
「耳すましなこの街の音色/電卓じゃはじけねぇ絆、仲間/鳴らす音が呼んでるどこだ?/俺ならここだよここ、ここだ」
(NORIKIYO「23時各駅新宿」)
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 SDJUNKSTA "First Class" |
 SDJUNKSTA "River Side Locos" |
 SDJUNKSTA "Best Of SDJUNKSTA" |
 SDJUNKSTA "SDPEP" |
 SDJUNKSTA "LOST SHIT" |
 KYN "WHOLE SALE" |
 NORIKIYO "EXIT" |
 TKC "百姓一揆" |
 BRON-K "奇妙頂来相模富士" |
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